昨今はMRIの進歩などにより、人が集中している時などに脳のどの部分が活動しているかが徐々に明らかになってきました。神経ネットワークには大きく分けて、DMN、CEN、SNという3つの種類があります。
- DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)何もしていないときに活発になる部位
- CEN(セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク)何か特定のことに集中するときに活発になる
- SN(セイリエンス・ネットワーク)上記2つ(DMNとCEN)を切り替える役割
DMNとCENは相反関係にあり、脳疲労の時などDMNが優位になると、いわゆるマインドワンダリング状態になります。この状態をCEN優位の状態(=マインドフルネス状態)に導くのがTMS治療の根幹です。