インターネット依存傾向を測る質問項目としては、アメリカ合衆国のキリバリー・ヤング博士が考案したインターネット(スマホ)依存症テストが世界中で使用されています。
20項目の質問に対し、5段階で採点します。
- 5点:いつもある
- 4点:よくある
- 3点:ときどきある
- 2点:まれにある
- 1点:全くない
1.気がつくと、思っていたより長い時間スマホをしていることがある。
2.スマホを長く利用していたため、家庭での役割や家事をおろそかにすることがある。
3.配偶者や友人と過ごすより、スマホを利用したいと思う。
4.smsで新しく知り合いを作ることがある。
5.周りの人から、スマホを利用する時間や頻度について文句を言われたことがある。
6.スマホをしている時間が長く、学校の成績や学業に支障をきたすことがある。
7.他にやらなければならないことがあっても、まず先に電子メールやSNSなどをチェックする。
8.スマホが原因で、仕事の能率や成果に悪影響が出ることがある。
9.人にスマホで何をしているか聞かれたとき、いい訳をしたり、隠そうとすることがある。
10.日々の生活の問題から気を逸らすために、スマホで時間を過ごす。
11.気が付けば、また次のスマホ利用を楽しみにしていることがある。
12.スマホのない生活は、退屈で、むなしく、わびしいだろうと不安に思う。
13.スマホをしている最中に誰かに邪魔をされるとイライラしたり、怒ったり、言い返したりする。
14.夜遅くまでスマホをする事が原因で、睡眠時間が短くなっている。
15.スマホをしていない時でも、スマホのことを考えてぼんやりしたり、スマホを利用しているところを空想したりする。
16.スマホをしているとき、「あと数分だけ」と自分で言い訳していることがある。
17.スマホをする時間や頻度を減らそうとしても、出来ないことがある。
18.スマホをしている時間や頻度を、人に隠そうとすることがある。
19.誰かと外出するより、スマホを利用することを選ぶことがある。
20.スマホをしていないと憂鬱になり、いらいらしたりしても、再開すると嫌な気持ちが消えてしまうことがある。
20〜39点:「スマホ依存傾向(低)」
40〜69点:「スマホ依存傾向(中)」
70〜100点:「スマホ依存傾向(大)」
現時点で「スマホ依存症」「インターネット依存症」という正式な病名はありませんが、スマホ脳による前頭前野の低活動は昨今クローズアップされております。特に前頭前野の成長期とも言える10代までの期間でのスマホ依存は、前頭前野を使わなくなり、脳の発達が止まってしまいます。
また20代30代以降においても、将来の認知症リスクやうつ病発症リスクを高める可能性は高いと言われています。スマホ依存傾向が疑われる方は安全で副作用の少ない最新のTMS治療を是非お試しください。