10年程前から「運動」によってうつを治療する研究が多数行われています。またうつになる遺伝的リスクが高い群の研究において、「運動」がうつの予防にも効果的だという研究結果が得られています。
脳科学的には「運動」はドーパミン、セロトニン、ノルアドレナリンのレ
ベルを上げ、BDNF(脳由来神経栄養因子)のレベルをあげ、長期的には脳細胞の慢性的な炎症を抑える効果があります。
- 最低限の運動量として、週に1時間程度の速足散歩。
- 週に2〜6時間の心拍数の上がる運動。
が効果的だと推奨されています。
TMS治療に加え、日常生活に適度な運動を取り入れて頂き、様々なアプローチからの相乗効果で1日も早く日常を取り戻すサポートになればと考えております。