「イップス」とはゴルフ、野球等のスポーツ使う俗称で、医学的には突発性局所性ジストニアに分類されます。原因は脳内ネットワークの異常により、筋肉に意志を伝える中枢神経機能の抑制系が低下して、過度に筋肉が作動して運動の目的を遂行できないパニック障害の一種であると考えられています。
またイップスが起こるのではないか(予期不安)と恐怖を感じ、持続的に自律神経症状が生じる事となり、イップスが繰り返し生じるようになっていきます。昨今、このイップスにTMS治療で効果がみられることがわかってきました。特にゴルフなどのスポーツで大きな改善があります。
従来の認知行動療法、薬物療法では難渋する症例に対しても脳内ネットワークの根本改善を図るイップスに特化した当院のTMSカリキュラムにより奏効する症例も多数経験しております。イップスに悩まれている方は是非ご相談にお越しください。