パニック障害(PD)は不安症群の1つで、安静状態あるいは不安状態から数分でピークに達する「パニック発作」、発作が再発することに対する「予期不安」、発作を起こさないようにとる「回避行動」が特徴的です。
一般人口における有病率は約1.8%とされていますが、臨床的にはその数倍以上に及び、従来の薬物治療は有効な知見が限られており、治療に難渋する症例が多いと言われています。
当院では「パニック発作」の不安を軽減させる事、また「症状は自分でコントロールできる」というセルフエフィカシーを高める目的でパニック症に有効なプロトコルでTMS治療を行なっております。
著効例も多く、今後もお悩みの患者様に寄り添って積極的に治療に当たって行きたいと思っています。