TMS東京マインドフルネスクリニック

増える発達障害の子ども達

2006年の時点では発達障害の児童数は約7000人でしたが、2020年には9万人を超えたという報告があります。約13年間で10倍以上に増えたことになります。また2022年に行なわれた調査では、小・中学校において発達障害を疑われる子供が8.8%もいることが明らかになりました。

発達障害は、脳の発達に関わる生まれ持った機能障害で ADHD(注意欠如・多動症)、ASD(自閉スペクトラム症)、LD(学習障害)がありますが、ほかにもいくつか種類があり、症状もさまざまです。一般の精神科でもさまざまな治療が試みられていますが、決定的な治療がないのが現状です。また発達障害にはさまざまな精神症状(うつ症状など)が併発する可能性も高いのも特徴です。TMS治療は 発達障害そのものだけではなく、併発したうつ症状にも効果が期待でき、副作用がほとんどないので、現在注目されている治療のひとつです。