摂食障害は以下の4つに分類されています。
01神経性やせ症(AN)
必ずしも患者の食欲は低下しておらず、痩せ願望や肥満恐怖により食事摂取量が低下する。
02神経性過食症(BN)
過食と不適切な代償行動(自己誘発性嘔吐、絶食、下剤使用等)及び体重、体型への過剰な拘りによる精神障害。
03むちゃ食い症(BED)
代償行動を伴わない繰り返されるアンコントロールな過食が特徴。
04回避制限性食物摂取症(ARFID)
食への無関心、食品への忌避感、食後嘔吐への不安などを理由に少量しか食べないが、肥満恐怖や痩せ願望は伴わない。小児期のARFIDはASDに伴う事も多い。
有効な薬剤もなく、患者が自分自身の問題に気づいていない事も多い為、治療に長い年月が必要な場合も多い。
TMS先進国のアメリカでは摂食障害に積極的にTMS治療を取り入れており、当院もTMSに特化したプロトコルで摂食障害の治療に取組んでおります。