イップスYips
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このページではイップスの症状や原因、治療法について解説いたします。
重要な試合での緊張と失敗、どうすれば克服できる?
重要な試合の時、プレッシャーを感じるとパフォーマンスが下がります。これを改善する方法はありますか?
TMS治療が助けになるかもしれません
TMSは脳の神経回路の調整を試みることで、プレッシャーに対する反応を変える助けをすることが可能です。
イップスとは
イップスとはスポーツ(ゴルフ、野球、サッカー、卓球、テニスなど)の集中すべき場面で、プレッシャーにより極度に緊張を生じ、無意識に筋肉の硬化を起こし、思い通りのパフォーマンスを発揮できない症状をいいます。
心の葛藤(意識、無意識)により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼす心理的症状と言われており、医学的には突発性局所性ジストニアに分類されます。原因は脳内ネットワークの異常により、筋肉に意志を伝える中枢神経機能の抑制系が低下して、過度に筋肉が作動して運動の目的を遂行できないパニック障害の一種であると考えられています。またイップスが起こるのではないか(予期不安)と恐怖を感じ、持続的に自律神経症状が生じる事となり、イップスが繰り返し生じるようになっていきます。従来は認知行動療法、薬物療法が行われてきましたが、効果がない症例も多く、治療が難しいとされてきました。
代表的な症状
「ゴルフ」の主な症状
- ドライバーのチーピンが止まらない。
- アドレスで始動出来ない。または始動するのに時間がかかる。
- パッティングで手が震える。なかなか始動出来ない。
- アプローチが練習通り打てない。シャンクが止まらない。
- 練習場通りのスイングが出来ない。
「野球」の主な症状
- ピッチャーがストライクを投げられない
- 簡単なキャッチができない
- バッティング時に思い通りに振れない
- 動きが硬くなり、反応が遅くなる
「サッカー」の主な症状
- ペナルティキックでの失敗
- ドリブル時のボールコントロール失敗
- シュートの精度が下がる
- パスの方向や強さがコントロールできない
- 戦術的な判断ミスが増える
「テニス」の主な症状
- サービスフォールトが増える
- ショットのタイミングがずれる
- フットワークが重くなる
- 手の握力が強くなりすぎる
「卓球」の主な症状
- サーブがネットに当たる
- ラリー中の無用なミスが増える
- 肩や腕の力みが強くなりすぎる
- ストロークのフォームが乱れる
イップスへのTMS治療
TMS治療により神経ネットワークのバランスの修正はイップスにも効果があることがわかっています。イップスに効果的なセッティングの治療で、イップスが出現しない状態を目標に当院ではTMS治療を行ってまいります。当院ではすぐに効果が出る症例も多数経験しております。イップスに悩まれている方は是非ご相談にお越しください。
TMS治療の費用
初回診察料 | 無料 |
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治療費用 | 9,900円/回(税込) |
*効果を出すためにもTMS治療は最低10回程度は必要となります。
**治療に必要な通院回数などは症状によって変わってきますので、医師の診察のもと最適な治療プランをご提案させて頂きます。
お支払い方法
当院では、現金以外にもクレジットカードもご使用いただけます。