当院のTMS治療についてOur TMS Treatment

TMS（TranscranialMagneticStimulation）治療の正式名称は経頭蓋磁気刺激療法といい、磁気刺激を繰り返し行うことで脳に直接アプローチし神経ネットワークを整え、うつ病をはじめとする精神疾患症状の改善が期待される治療です。

海外ではすでに20年以上の歴史があり、日本国内でも認可されている安全な治療です。

TMS治療の特徴

治療効果が高い
副作用がほとんどない
うつ病、うつ状態、不安神経症、パニック障害、偏頭痛、発達障害(ADHD自閉症)に伴う精神症状、痴呆の改善予防、脳梗塞後の運動障害、統合失調症などに効果がある
脳リフレッシュ（マインドフルネス化）、仕事の効率アップ集中力の向上などにも効果的
アメリカでは2008年にFDAの承認を得て、現在では日本はもちろん、アジア、欧州、オーストラリアなどで認可。

こんな人に向いている

うつっぽい、うつ病で治療中（薬をやめたい、減らしたい）
発達障害（ADHD・自閉症）とそれに伴う症状
意欲低下、興味の喪失、不安、不眠、倦怠感、パニック障害
集中力の低下、コロナうつ、ブレインフォグ、受験うつ
仕事の効率をアップしたい、脳のパフォーマンスをUPしたい
マインドフルネス状態に興味がある、大人のグレーゾーン発達障害

痛みはあるの？

最初の数回だけ照射部位にトントンとついたような刺激を感じるかも？という程度

TMS治療のメカニズム

TMS磁気刺激装置という特殊なコイルのついた機器で、脳へ電流を流し磁場を発生させます。

その磁場を人為的に変化させることで脳の中に誘導電流（渦電流）を引き起こし、ピンポイントに対象部位を刺激して神経可塑性を修正し、神経ネットワークのバランスを整えていくことで症状を改善させることが可能な唯一の治療法です。

マインドフルネスとは？

うつ症状などでお悩みの多くの方は、神経ネットワークのバランスが崩れて、例えていうと使用済プラグがこんがらがったような状態で、脳が疲れている状態にあります。これをマインドワンダリング状態といいます。マインドワンダリング状態では思考がマイナス思考となり、感情コントロールもできず、眠れなくなったりします。TMS治療では、左背外側前頭前野という部位に磁気を当てることで脳の神経ネットワークのバランスを改善しマインドフルネス状態へと導きます。

思考回路の流れがスムーズになり、ものごとに集中できてスッキリした状態となりうつ症状も改善します。